苦しい人間にはなりたくない

個人情報は晒しませんが、世間体は気にしません。

ゴールから落ちるようにカウントダウン

2週間経ってようやく落ち着いたので吐き出してみようと思います。12月三連休のマレーシア・カンボジア旅行。

 

 

 

まあ、かなり語弊はあるのですが、一言で言うと「最悪」でした。これは個人の感想なので、マレーシアカンボジアに行きたいって人は、ぜひ行ってみるのをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

まずマレーシアから振り返り。

 

マレーシア旅行の何が満足してないかというと、「これやりたい!行きたい!の半分も叶ってない」からだと思います。

 

まずこれはコンディションの話なんだけど、出発午後(仕事中)からどんどん喉の痛みが増し、マレーシアにおいてはのど飴と切ってもきれない生活、食事はほぼ食べられませんでした。パブロンとお友達。私は旅行中に体調を崩すことは滅多にないのですが、ベトナムで歩けないレベルで腹痛がひどくてこれは目的地まで辿り着けないのでは?と思うレベルで辛かった。

 

ちなみに行きの飛行機はLCCエアアジアです。深夜羽田23:45発。ジェットスターに乗ったことあるから違和感はなかったけど、

機内泊で3列の真ん中

食事を頼んだら朝に出てくるかと思いきや離陸後すぐ1時ぐらいに出てくる

午前2時ごろまで消灯せずなかなか寝られない(しかも喉の痛みで起きちゃう)

の三重苦でアイマスクも耳栓も持っていなかったので解決のしようがなかった。次は持って行こう。

 

なんとか着陸し、長蛇の列の入国審査を終えてクアラルンプール市内へ、というところなんですが、クアラルンプール市内交通がほんとに不便すぎて辛かった。

 

ガイドブックには何分間隔で出てるとかまでは書いてないから、バンコクの地下鉄や仙台の地下鉄ぐらいやろ(雑)てな感じで行ったら酷い目に遭いました。

 

有名観光地まで伸びてる列車が朝のピーク時でも1時間に一本とか、そもそも列車のスピード遅すぎて横をマラソンする人に負けるレベルとか、方向乗り間違えたら次の列車来るまで20-30分まで普通に待つとか。

 

7時ごろ空港を出て、最初の目的地に着いたの10時過ぎです。予定では2つ目の目的地に着いてるはずだったのにな。という事で、現地ではタクシーを沢山利用しました。急遽配車アプリをDLしたりなど。値段が安いのが悪くはないですね。あと話しかけてこないとことか。

 

ということでクアラルンプールは想像より動きづらく、またモスク関係を見たんですけど、前回ウズベキスタンで印象強いモスクを沢山見たせいか、どこか物足りなくて、観光に対するインフラ面はまだまだだなと思いました。

 

そして問題だったのが、マラッカ 日帰り。世界史やってる勢としては、名前はよく聞くし、オランダ好きなのでオランダの影響受けたとこみたいなーって思ってたんですよ。まあクアラルンプールに宿撮ってたので日帰りじゃないといけなかったんですが。

しかし、世はクリスマスシーズン。午後にバスターミナルに着いた時点で次のバスが3時間後だったのはしょうがないとして、タクシーで行ったんですね。

 

ちなみにマラッカ へは、クアラルンプールから通常1.5-2時間なのですが、マラッカへはどのくらいかかったと思いますか??

 

14時半にクアラルンプールを出て、マラッカ に着いたのは19時。4時間半。4時間半ずーーーーーーーっとタクシーで移動してました。しんどかった。多少ガソリンスタンドで休憩も挟んだけど、着くかも、着かないかも、と不安や期待を思う分つらかった。しかもその4時間半っていうのも、マラッカ の街入口までしか行けず、マラッカ の街中も大変な渋滞で有名な観光地は何も見てきてないんですよ。つまりマラッカ という街に到着しただけで、見たいものは何も見れず、バスの時間があるためクアラルンプールへトンボ帰りとなりました。そのバスも更に遅延してたうえ、車内でターミネーターが爆音で上映されており、一番前の席だったためなかなか休めなかったこともありましたが、それはもういいです。

 

こういう状況って、旅行をしているとまあそこそこあるんですけど、今回は訪れるタイミングじゃなかったんだろうなあ、と思うことにしてます。でも今回マラッカ は非常に楽しみにしてて、半年前からずっと考えてて、それで今回のクアラルンプールで満足したのが夜のペトロナスツインタワーだけだったんで、私にとってマレーシア旅行は、非常に満足度が低いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は変わってカンボジア

到着日、トゥクトゥクに乗りました。トゥクトゥク知らない人に向けて言うと、なんかこう、東南アジアにありそうなリヤカー(?)みたいなやつです。風通し抜群なので風を切って走る感覚が気持ちいい………とのようですが、非常にガタガタ揺れるし、下手したら荷物吹っ飛びそうだし、膝丈スカートだし、最初の数十分は怖かったです。あいふぉんいじれないくらいの揺れです。慣れると景色を気にする余裕が出てきて、帰り際にトゥクトゥク車内からみた夕焼けは綺麗でした。

 

 

 

さて、カンボジアに来た目的と言えば、アンコールワット。結論から言うと、世界遺産に相応しい、間違いなく素晴らしいところです。朝日や日中の観光もものすごい人で、その人気が伺えます。

 

 

 

だけどね、だけど、アンコールワットを訪れて、私は思いました。

個人の感想です。個人の主観なので、これを読む人は気にされないことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボジアに、未来はない。

そして、カンボジア観光を信奉する、私が働いている会社にも、未来はないのだ、と。

そう思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボジア好きな人ごめんなさい。

多分私がアジア好きじゃない&合ってないのが大部分の理由だと思います。

それでも吐露すべきだと、心の内に留めておくべきではない、と思ったので今記します。

 

 

 

 

 

 

 

 

前者から補足します。

 

非常に人気のアンコールワット。まず、これを読んでいる人は、その入場料はいくらかご存知でしょうか。正解は、1日間37ドル、3日間で62ドルです。今回の私のように2日間観光する人でも、3日パスの62ドルを払わないといけません。

 

まず1つ、シンプルに入場料が高いです。

 

まあそれ自体はしょうがないと思います。国家にもアンコールワットが描かれてるくらいの象徴的なもので、国の重要な収入源だと思いますから。

 

しかし私はガイドから、「ここ数十年、アンコールワットは変わらない姿でいる」という説明を受けた時、ゾッとしました。それは勿論プラスの意味で、不変の時を感じられるスポットであるという説明の一説としてその言葉を言ったのでしょう。つまり下記のようなニュアンスで。

 

 

アンコールワットは、昔から変わらぬ不変の姿を、時間を提供してくれるスポット。その今もなおそびえる姿が人を惹きつける、と。

 

 

 

事実、日本人や昨今どこにでもいる中国人もそうですが、欧米人が非常に多かった気がします。欧米にはない、アジアの中でも悠久的な姿を残し続ける世界遺産で、かつ物価も安く気候も良いカンボジアという国を訪れるのだと。

 

つまりアンコールワットは不変の姿を、過去を売るスポットである。カンボジアは今後数十年、数百年過去を売っていくと。そのスタイルが今後どこまでどう続くかは分かりませんが、そういう意味でカンボジアに未来はないのだと、そう思いました。

 

変化をしない生き物は生き残れない。頭の片隅でそういう言葉も浮かびました。カンボジアの観光の行く末なんて、怖くて考えられないのですが、答え合わせなんて到底出来そうもありません。

 

 

 

 

2つ目の感想に触れます。

私が働いている会社は、旅行会社です。マレーシアはともかく、カンボジアは弊社が強く推してる地域でもあり、一度見たこともないのはどうなのかなとも思い、視察の意味も兼ねて訪ねてみたという機会でもありました。

 

そしてカンボジアに行き、私は先のような感想を持ちました。

 

話は変わりますが、管理職クラスの40-50代の人たちはカンボジアを凄く気に入っています。お勧めしてきます。数十年前から不動の人気スポットだから、というスタンスを崩しません。ですが、昨今の弊社の顧客はカンボジアにあまり食い付きません。私もそれは分かってて、何でだろう?まあ時代も変わればニーズも変わるしな、と軽く捉えていました。40-50代クラスは何故人気がないのか分からず、うんうんと唸っていました。

 

 

けど、今回カンボジアが、アンコールワットが私に与えた影響はあまりに大きくて。過去にしがみ付いているアンコールワットを、カンボジアを信奉するうちの会社も同じように、過去にしがみ付いているのだと。いつまで引きずれるか分からない過去の栄光を頼りにし続けようとしているのかと。私の考えていることが合っているかどうかはともかく、変化や理由を気にしない、そのスタンスを持ち続けている限り、

 

 

………この会社に、未来は無いのではないのかと、そう考えるようになりました。

 

 

そういうことを考えながら、2018年の仕事を納めました。まあ最終日はトップに仕事を押し付けられてやる事も何も出来ずキレてベソかいてましたが。

 

 

 

酷い極論だと思います。病んでいるとか、考え過ぎだとか、そういうことを言われてもしょうがないと思います。でも今回の一件で、私はカンボジアにもうちの会社にも思うことが沢山出来てしまった。

 

会社が嫌だから今すぐ辞めたい、という訳じゃないです。でも、これで私は会社に献身は出来なくなってしまった。分かりやすく言うと、何十年もこの会社に勤めているイメージが、よりつきにくくなってしまった。だから会社で働くというよりは、やりたい仕事をやる、やれなければ辞める、というようにシフトしている感じです。

 

 

 

なので、3月の人事発表が今から怖い。

私が嘘がつけなくて顔にでる以上、また、会社や勧める商品のことが本当に好きになれない以上、営業職は本当にやりたくない。向いていないと思うし。本当はあと1年ぐらい旅行業のキャリアを積みたいけど、営業職になった時点で辞めます。そのぐらいの気持ちが形成されました。

 

仙台の今の部署にいることが一番だけど、東京に飛ばされることも普通にあるしなあと思ってですね………………東京ならちょっと頑張ろうかと思います。気軽に帰省出来なくなるのはマジでしんどいですが。犬に会いたい。

 

 

 

 

という事で。ゴールから指折り数えて。

旅行も気を取り直して楽しいところに行きたいな、と思っております。

2018年はアジアの都市ということでアジアに行きまくったけど、2019年は色んな所に行こうかなと思ってます。資金のやりくりが大変ですが。

 

久しぶりにヨーロッパに行きたい、青い海を見たいということで、リベンジ!ギリシャだったり、GWメキシコを考えています。国内も金沢とか福岡とか札幌とかね。四国行きたいけどどのタイミングで行けば良いのか。

 

早くマレーシアやカンボジアの記憶を消したい(笑)と思う日々でもあるけど、まずは3月の時点でどうするか色々考えていきます。

 

 

 

 

 

 

そしてまた会いましょう。